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 転職4回、うつ病再発5回の30代サラリーマン。昨年、ADHDと診断され、今後の人生をどう進めていくか綴っていこうと思います!

座禅体験

先週末に、北鎌倉の円覚寺で座禅(初心者コース)を体験してきました。

 

最近、禅やマインドフルネスが本やテレビなどでも取り上げられることが多く、

「集中力の向上、脳の活性化、心を穏やかにする」などの効果があるとのことで、

以前から、興味を持っていました。

 

現在、薬物療法に取り組んでいますが、脳にとっていいことは何でも取り組んでみようとの気持ちから、今回、初めて座禅を体験してみました。

 

 

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初心者コースは、約1時間の中で、

  ・座り方の説明

  ・座禅の効果について

  ・10分の座禅を2セット

  ・質疑応答

といった流れで進みました。

 

私が参加した回は、約40名くらいの参加者がいて、20代前半くらいのグループや、ご年配の夫婦、外国の方など、様々な方が参加されていて、改めて禅の注目度を感じました。初めての人でも、気楽に参加できる和やかな雰囲気でとても良かったです。

 

基本の座り方は、結跏趺坐(けっかふざ:両足を組み合わせて両腿の上にのせるやつ、いわゆる座禅のイメージの座り方)とのことですが、理由は、「安定して一番楽な姿勢だから」だそうです。

でも、人によっては、膝が固いから痛いなどもそれぞれの理由もあると思うので、

「その人にとって一番楽な座り方でいいです。」とおっしゃっていました。

極端にいうと、イスに座った状態でもいいとのこと。

その話を聞くまでは、「足が痛くなってもそれを我慢するのが修行の一環である」と

勝手な思い込みをしていましたが、耐えるのが目的では決してないということで、

楽な安定した姿勢をとることが正解とのことです。

 

体験会では、一人ひとりに厚手の座布団が配布され、畳の上に座布団を置いて座る形だったので、足がしびれるようなこともなく、比較的楽に座れました。

 

安定した座り方ができたら、姿勢を腰から、背骨、首、頭と順番に正していき、

安定したところで、呼吸に意識を向けます。

 

ポイントは、

「いまの自分の心、身体の状態をありのまま感じること」

とのことです。

慣れていないと、どうしても座禅中は、色々な考えが浮かんでしまいます。

でも、その考えを「ダメだ」と排除するのではなく、

「ありのままを感じ、それを認識する」

ことが大事なんだとおっしゃっていました。

 

そうすることで、今の自分を俯瞰してみることができると。

 

今の自分もそうですが、特に、ネガティブな感情に支配されている場合は、

その感情に自分がどっぷりと浸かってしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。

これを俯瞰してみる、つまり、客観的に第三者的に状態を把握することで、

負の感情から一旦離れ、冷静に考えることができるようになります。

 

これが、座禅のポイントだと私は理解しました。

(あくまで今回の座禅会に参加しての私の主観的な理解です。

 きっと、もっと深い意味などがあるのだと思いますが、

 それは今後、勉強していきたいと思います!)

 

実際、座禅をやってみると、はじめは呼吸に意識を集中できるのですが、

ふっとした瞬間に、仕事のことだったり、ミスしたことなど、

色々な考えが頭に浮かんでしまい、その度に、意識を呼吸に戻すということを、

何度も繰り返し行うといった感じでした。

 

継続し何度も座禅を経験することで、「無心」の状態を長く続けられるようになるそうです。何事も「継続は力なり」ですね。(^^)

 

静かな環境で中で、風を感じ、鳥のさえずりを聞き、じっくり自分自身と向き合う、

久々に心が落ち着いた時間を過ごせた気がします。

 

いま、仕事を休ませてもらい自宅療養中ですが、部屋に一人でいると、

・「自分は価値のない人間だ」

・「周囲に迷惑ばかり掛けている」

・「どっか消えてしまいたい」

・「今後どうやって働いていけばいいのか? 自分に働ける場所はあるのか?」

など、自己否定する思想に襲われてしまう時間が多くなっています。

 

ありのままの自分を受け入れる境地にまでは、まだ程遠いですが、

今回の座禅体験は、こういう考え方もあるのだなと、気付きもあり、

いい経験になりました。

 

円覚寺では初心者コースの他にも、住職さんの説法を1時間、

その後、座禅を1時間といったコースや、経験者コースなど、

色々な座禅会があるので、今後も、定期的に参加してみたいと思います。

 

 

帰り間際に住職さんに質問しました。

 

「いま、抑うつ状態であり、座禅をやっている最中も、

どうしてもネガティブな感情が何度も湧いてきてしまいます。

「考えを感じたら、気付き、一度振り払って、呼吸に集中する」と

説明がありましたが、振り払うコツを教えてください。」

 

それに対する回答は、

 

「あまりにも考えが浮かんでしまうときは、無理に座禅をするのではなく、

 ハイキングだったり身体を動かすことをしてみるのがいいかもしれません。

 それぞれの人の状態にあったやり方で、自分自身をありのままに感じることを

 すればいいですよ。」

 

とお教えいただきました。

この考えも非常に納得しました。

 

実際、私自身も、負の感情に押し潰されそうなときは、

感情を振り払うごとく負荷が強めのランニングをして、走ることだけに集中すると

いったことをしています。

これは理にかなった行動だったのだなと、改めて気づきました。

 

普段と違う世界に触れるのは、新たな気づきがあり、とてもいいものですね。

これからも、動ける気分の時は、新しい体験や人と接して、

少しでも自分の人生のプラスにつなげられたらと思います。

 

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